ラ・ママのエレン・スチュワートさんが世界文化賞を受賞され、
授賞式典(2007年10月16日東京・元赤坂の明治記念館にて)のために来日されました。
お祝いを兼ねた歓迎会が、KID・天井桟敷・渋谷La.mamaの関係者を集めて17日に開かれました。

場所は、東京・虎ノ門のホテルオークラ アトランティック・ルーム。
立食形式の縦長の一室に、参加者が集合。受付にはエレンさんへ
贈られる色紙が用意され、参加者はそこにメッセージを添えて会場へ。

開始時間にはまばらだった人影が徐々に増えていき、そこかしこで、
久しぶりに顔を合わせる関係者が、挨拶や抱擁を交わしあう光景が見られました。
場所柄もあってか、キッド関連の集まりにしては皆さん物静かな雰囲気。

ウエルカムドリンクを片手に交わす会話も、テーブルごとのグループ
の輪に入らなければ聞こえてこないほど・・・。心なしか緊張感めいた空気
も漂うなかに遅れて到着した柴田さんが登場するとどよめきが起こる。

いよいよ、エレンがラ・ママのスタッフに車椅子を押されながら登場。
大きめのサングラスをかけたエレンは、参加者に手を振りながら
入場し、拍手に迎えられて部屋の中央へ。

久生さんが司会を務め、最初に九條さん(天井桟敷)から歓迎の挨拶。
なんと、エレンはまもなく米寿(88歳)を迎えるとのこと。その後、
大塚さんの通訳で、エレンの挨拶。「わたしは日本語がしゃべれなく
てごめんなさい。」という第一声に、参加者が湧いた。

その後はブッフェでの食事を楽しみながら歓談タイム。皆が変わる
がわるお祝いの言葉を述べにエレンを囲み、記念写真を撮影したりして
時間を過ごしていました。キッドのメンバーは残念ながら欠席の方もいらっし
ゃっいましたが、柴田さん、坪田さんを中心に「SHIRO」(ラ・ママ・アネッ
クスシアター<1981>)メンバーでも写真をパチリ♪という場面も。

キッドメンバーの面々は、代わるがわるエレンの手をとりながら再会
を喜んでいらっしゃる様子でした。エレンは一人一人を温かくみつめ、
やさしい笑顔で話しを聞き、ちょっとしゃがれた独特の声で、
ひとりひとりに声を掛けては抱きしめていました。

会も半ば頃、「SHIRO」で演奏を手掛けた中村明一さんが尺八を披露され、
その音色に皆で耳を傾けました。エレンも熱心に聞き入っていました。

時間にして約2時間ほどの集まりでしたが、エレンの元気そうな様子
とキッドメンバーの久しぶりの対面の場は、とても有意義で素敵な
時間でありました。最後に、皆で記念撮影をしてお開きとなりました。


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