冬のサーカス
上演日 1980年3月
上演場所 大阪、名古屋
キャスト
柴田恭兵(浩兵)
三浦浩一(コウジ)
純アリス(マリエ)
坪田直子(ナオミ)
飯山弘章(ヒロオ)
峰のぼる
国谷扶美子
川船圭子
金井見稚子
小池真智子
北村易子
鈴木康友
大塚晶子
霧生隆子
末吉弘次
村松明彦
中野明美
名和利志子
中嶋日登美
小野吉己
古城和孝
磯部邦弘
ナンバー 「オーバーチュア」
「冬のピクニック」(東由多加 深野義和)
「陽気な綱渡り」(白石ありす 吉田拓郎)
「空中ブランコ」(東由多加 小椋佳)
「冬の祭り」(東由多加 小椋佳)
「世界はメリーゴーランド」(東由多加 小椋佳)
「闘牛士と革命家」(東由多加 小椋佳)
「二月のサーカス」(東由多加 小椋佳)
「ハンド・イン・ハンド」(阿木燿子 宇崎竜童)


全9曲
ストーリー

「哀しみのキッチン」で映画を撮ると言って男が去って、2年後から この物語が始まる。ヒロオとマリエがとうとう結婚し、キッチンで の仲間だけの披露パーティーに、男が祝福にやってきた。半年前か らキッチンに勤めているコウジは、なぜかことごとく男と対立する。どうやらナオミに好意を持っているらしく、男とナオミのかつ ての恋のいきさつを感づいているらしいのだ。休日の日、みんなは2 年前の楽しいピクニックのことを思い出して、近くの遊園地に来て いるサーカスを観に行こうとする。サーカスを観ているうちに、彼らは幻想の中でサーカスを演じ始める。彼らの心の内なるサーカス が終わると、コウジは男に、キッチンから出ていくように迫る。そして二人は、ナオミに対する愛、そして、それぞれの生き方の違いから激しく対立する。