SHIRO試演会
上演日 1981年10月28日〜30日
上演場所 西武劇場
キャスト
柴田恭兵(四郎)
坪田直子(しのぶ)
峰のぼる(甚兵衛、老人)
飯山弘章(小左衛門)
川船圭子(八重)
金井見稚子(洋子)
小池真智子(剣)
磯部邦弘(進)
北村易子(茜)
大塚晶子(黒衣、美少女)
霧生隆子(弓)
名和利志子(少女)
村松明彦(七之助、サムライ1)
小野吉己(少年)
寺井由起子(娘)
十日市アイ(女房)
林邦応(サムライ2、使番)
萩原好峰(サムライ3)
ナンバー 「民謡'82」(東由多加 相馬盆歌より)
「三日月の歌」(東由多加 吉松隆)
「サムライ」(東由多加 吉松隆)
「剣舞(木槍)」(_ 松崎由治)
「禅」(東由多加 吉松隆)
「故郷を遠く離れて」(東由多加 加藤和彦)
「ZEN」(東由多加 吉松隆)
「花づくし」(東由多加 下田逸郎)
「椿」(東由多加 吉松隆)
「SHIRO」(東由多加 吉松隆)

計10曲
ストーリー

東京の雑踏の中、おふくろのお守りを捜す四郎がいた。四郎が故郷の島原に帰って、もう一度お守りを授けてもらおうとしたとき、四郎たちは、1622年にタイムスリップする。訝しげるサムライたちのなかで、しのぶだけは四郎のいうことに真剣に耳を貸していた。しだいに、武士の時代に生きようと考える四郎に、サムライたちも理解し始め、ついに四郎は、自らも「島原の乱」に参加すると言う。サムライたちは、四郎の言う「島原の乱」の最期を信じ、死を覚悟する。そして、再度のタイムスリップを信じ、嬰児のSHIRO(天草四郎)を四郎に預けるのだった。四郎は、おふくろのお守りを持っていたしのぶにSHIROを預け、戦いに向かった・・・・